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国立研究開発法人国際医療研究センター(NCGM)が発行しております英文学術誌、「Global Health & Medicine(GHM)」の最新号(February 2025, Vol. 7, No. 1)がこの度発行・公開されました。

2025年2月28日
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
臨床研究センター
グローバルヘルス&メディスン室


国立研究開発法人国際医療研究センター(NCGM)が発行しております英文学術誌、「Global Health & Medicine(GHM)」の最新号(February 2025, Vol. 7, No. 1)がこの度発行・公開されました。

今号では多角的な医療の取り組みが紹介されており、台湾からは現在の世界のmpox罹患・治療・対策の現状の報告およびOne Healthアプローチによる監視の提案、上海からは糖尿病高齢者の自我消耗と健康促進行動との関係の研究、国内からは全国胃癌登録に見る術後補助化学療法の効果の分析、全国入院患者データベースを用いた65歳以上の患者の肺炎および誤嚥性肺炎に対する短期抗菌薬治療の利点の研究、初の全国調査を介した血友病・HIV癌患者への心理的サポートの評価と課題の考察、市販薬の毒性・致死量、乱用が起こり得る成分の分析と過剰摂取防止のためのデータベースの構築についての考察、独特な作用機序を有する新型HBV RNAの不安定化剤であるSAG-524の臨床可能性に関する調査、慢性B型肝炎管理における現在の世界のHBcrAg検査の有用性、我らがNCGM人間ドックセンターからはコロナ後の同施設でのインバウンド受診者の傾向についての報告など、全10本の興味深い論文が掲載されています。

4月発刊予定の次号からは国立健康危機管理研究機構 (JIHS) の機関誌としての発行となります。これからもJIHSが誇る臨床・研究の両側面から得られた知見の共有の場として、また内外の研究者らに研究成果発表の場を提供する「GHM」は、今後も信頼できる情報を迅速かつ広範に発信し、国際社会における医療と健康の課題克服に貢献して参ります。

GHMは2023年6月にインパクトファクターが付与され、掲載された論文はWeb of Science Core Collectionおよび、PubMed/PMCにも収録・掲載されており、検索が可能ですのでぜひご覧ください。JIHSに移行後も2カ月に1回の発行を予定しております。

Current Issue: https://www.globalhealthmedicine.com/?issues=2025%2C1
Whole Issue (PDF): https://www.globalhealthmedicine.com/site/archives.html
PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?term=%22Glob+Health+Med%22%5Bjour%5D&sort=date

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