国際英文ジャーナル「Global Health & Medicine」最新号（2024 August Vol.6, No.4）が発行されました

国立研究開発法人国際医療研究センター（NCGM）が発行しております英文学術誌、「Global Health & Medicine（GHM）」の最新号（2024 August Vol.6, No.4）がこの度発行・公開されました。

今号では、日本の介護施設における55歳以上の高齢介護職員の勤務状況に関する全国横断調査、低周波超音波とマイクロバブルを用いたヌードマウスの乳癌異種移植への影響、放射性医薬品取り扱い時の眼レンズ放射線被曝軽減のためのX線保護ゴーグルの評価に関する研究が報告されています。また、日本からは、非パンデミック時の保健システムの強化、医療検査を受ける外国人から見たインバウンド医療の未来、高齢生活保護受給者サブグループの生活ニーズの理解、輸入感染症登録データを用いた旅行関連性感染症の研究が掲載されています。さらに、COVID-19パンデミック中の癌患者の外来化学療法、肝臓の尾状葉の傍大静脈枝と三大肝静脈の関係、血管内大細胞型B細胞リンパ腫の前向き治療研究に関する論文も含まれており、全10本の論文が掲載されています。

NCGMが誇る臨床・研究の両側面から得られた知見の共有の場として、また内外の研究者らに研究成果発表の場を提供する「GHM」は、今後も信頼できる情報を迅速かつ広範に発信し、国際社会における医療と健康の課題克服に貢献してまいります。

GHMは2023年6月よりインパクトファクターを取得し、掲載された論文はWeb of Science Core CollectionおよびPubMed/PMCにも収録・掲載されています。これらのデータベースで検索可能ですので、ぜひご覧ください。今後も2カ月ごとの発行を予定しています。

Current Issue: https://www.globalhealthmedicine.com/?issues=2024%2C4
Whole Issue (PDF): https://www.globalhealthmedicine.com/site/archives.html
PubMed:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?term=%22Glob+Health+Med%22%5Bjour%5D&sort=date